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決算書を見れば、管理組合の「お金」の状態が分かる。 前年度の決算書は毎年開かれる通常総会の議案書に、新年度の事業計画案や予算案などと共に掲載される。 決算書は主に管理費の動きを示す一般会計と、修繕積立金の動きを示す修繕特別会計の2つに分かれている。 決算書は管理組合によって体裁が異なり、書類の内容や、詳しさもさまざまである。 しかし、先の4つの表は必ずあるはずで、決算書の中心的な存在だから、見方を覚えておこう。 ここでは事務管理業務、管理員業務、清掃業務、建物設備管理業務を管理会社に業務委託し、エレベーター保守会社、警備会社とは管理組合が直接契約しているとした。 ※駐車場収入はないものとし、特別会計は修繕特別会計だけとした。 一般会計の決算書収支報告書管理費が日々のマンション生活のために、どのように使われたか示すのが一般会計の決算書。収支報告書の仕組みは家計簿や小遣い帳と同じで、金額は変動しても収支の項目は毎年それほど変わらない。収入の大部分は管理費で、専用庭の使用料などが含まれることがある。 貸借対照表決算日の時点での管理組合の財産状態を示すのが貸借対照表である。一般会計は1年の収入と支出に大きな差がないことが多いとはいえ、収支報告書だけでは財産の中身は分からない。例えば、4月分の管理費は組合員の口座から組合の口座に3月下旬に振り替えられることが多い。また、管理会社への翌月の業務委託費を月末までに前払いすることがある。3月31日が決算日だとすれば、管理組合の預金口座の残高には、次年度の収入として扱われる4月分の管理費も含まれていることになる。また、管理費を滞納している人がいれば、管理組合の債権(財産)となる。 |
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